注文住宅の購入をお考えの方へ!断熱材の種類について解説します!
注文住宅をご検討の上で、断熱材を設けたいと考えている方は多いと思います。
実際に断熱材を設けることで、住宅の快適さは格段にアップします。
そこで今回は、皆さんの断熱材選びに関するお悩みを解決するために、押さえておきたいポイントをまとめました。
□断熱材の種類を紹介
まず初めに、断熱材の種類についてご説明します。
断熱材は、原料の違いにより主に3種類に分けられます。
1つ目は、鉱物系です。
グラスウールやロックウールという言葉をご存じでしょうか。
鉱物系の中でもグラスウールは、ガラスを溶かして成形されます。
日本だけでなく北米や北欧でもよく使われており、近年では施工技術の進化が注目されています。
そしてロックウールは、玄武岩や製鉄時の副産物を溶かして成形される断熱材です。
日本ではあまり有名ではありませんが、北欧ではとても有名で、これから国内のシェアも増えてくる可能性があるため押さえておくと良いですね。
2つ目は、自然系です。
自然系の断熱材では、新聞の古紙を粉砕して作られたセルロースファイバーが有名で、普及率も極めて高いです。
鉱物系よりも吸音性能が高いことが強みでしょう。
さらに、ウールも自然系の中で注目されています。
ウールは羊毛を原料とし、とにかく安いことが特徴です。
注文住宅において安い予算でご検討されている方は、ぜひご検討ください。
3つ目は、石油系です。
石油系の断熱材では、主にポリスチレンが使用されています。
具体例としては発泡スチロールが挙げられ、ポリスチレン樹脂に発泡剤を添加して成形されるため耐水性が高く、さらに軽くて衝撃にも強いことが特徴です。
□断熱材を設ける際の注意点とは
断熱方法に対する考え方は、住宅会社によって異なります。
そして実際に選ぶ際には、建物の構造や工法が断熱材に与える影響や、住宅を建てる地域の気候に適したものを選ぶ必要があります。
そのため、断熱材を選ぶ際は住宅会社としっかり相談して、多くの意見を聞いてみると良いでしょう。
皆さんの住宅に本当に適している断熱材をじっくり検討することで、快適な住宅が建てられます。
注文住宅の購入は人生で一度か二度しかありません。
断熱材での失敗をなくすために、これらのことを押さえておきましょう。
□まとめ
今回は注文住宅に興味を持っている方に向けて、断熱材の選び方をご紹介しました。
断熱材にはさまざまな種類が存在しますが、上記のことを踏まえていただくと問題なく住宅づくりを始めていただけると思います。
ぜひ、理想のマイホームを実現してください。